絆纏(はんてん)は半纏や半天と書くこともありますが、祭りに参加する人が必ず着る服です。背中には所属する町会や組織の大紋、襟には組織や個人の名前が染め抜かれています。 下町育ちでない人の中には時々、祭りの時に着る絆纏のことを法被(はっぴ)と呼ぶ人がいます。テレビのアナウンサーでさえ混同している時があるようですが、法被と絆纏は形は同じでもその意味が違います。 法被は外国人向けの土産物屋などでも売っていますが、絆纏はどこでも誰でも買えるものではありません。 絆纏は正式には「印絆纏」といい、所属する組織の印が描かれたユニフォームです。ですから揃いの絆纏を着ることは、それなりの責任が生じることでもあります。絆纏とはまさに「絆(きずな)を纏(まと)う」ものなのです。 |
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東駒三睦の絆纏は睦の現会員に限って着用をしてもらっています。これは東駒三睦には大神輿渡御の際、人員整理や安全確認、交通整理などの役割があり、一般の担ぎ手の人と区別するためです。まれに以前会員だった人の絆纏を借りるなどして会員以外の方が着用していることがありますが、事故防止の目的からもご遠慮ください。東駒三睦会員以外の方は町会の貸し絆纏をご利用願います。 なお、やむ終えず退会された方の絆纏がありましたら、東駒三睦に返却をお願いします。その際、金五千円をお返しいたしますのでご連絡ください。 また東駒三睦の絆纏をご家族や親類から譲り受けるなどしてお持ちの方は、入会されてもそのまま着用が可能です。襟の名前の部分だけを付け替えることもできますので、絆纏をお持ちの方は、東駒三睦への入会をお考えになってみてはいかがでしょうか。 |
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